相談を持ちかけた理由がこれ

「先輩、お伺いしたいんですが、夫の平均帰宅時間はどれくらい?」えっと、大体九時頃には戻るわね。だから今日もまだ大丈夫。こうしてお茶する余裕もあるわ。

「わぁ、嬉しいな。大好きな人とデートでき嬉しい!永遠にご一緒」ふふ、いきなり何を言い出すわけ?からかわないで頂戴。

それより、今日は話したい事があって来たんでしょう?「それは・・・先輩へお願いがあります」私に?何かしら。

「ええ・・・その、悩みがあり、相談を・・・」構わないけど。優等生な貴女が珍しーわね。旦那さんとの事?

「いえ!実は私、匂フェチなんです!」は?「強烈な匂いとか、鼻につくのが大好きで・・・特に体臭とかキツイやつが」へー、まぁ人それぞれだもん。それで?

「良ければ貴女の髪とか服を嗅がせて戴けたらと」自分?帰宅時間の話でも無いし、帰るわ。

「そんな!好きな方で、同性で無きゃ感じられません!」平均的じゃねーから、はい終わり。